木の家具を通して、自然の気配が感じられる心地よい日々の暮らし
ヨーロッパで40, 50年も生きてきた古い家具達が遠路はるばるやってくる。
40, 50年先もどこかで活躍できるよう、僕らはたっぷりの愛情を彼らに注ぐ。
「ありがとう」とは言ってくれないけど、お店に展示すると良い表情をしてくれる。
「ステキな家具に巡り会えた」と喜ぶお客さん以上に、心躍っているのはふたたび
活躍の場を与えられた彼ら家具達。
末永きに渡ってこの家具達を使い続けて欲しいと願いを込めた、当時のデザイナーや
家具職人も遠いどこかで喜んでいるに違いない。
彼らの活躍とは道具としての利用価値だけではない。自然の一部を譲り受けた木の家具を通して、
自然の気配と豊かさを感じでもらう、そう、内(家)と外(自然)を繋げる大切な役割も担っている。
道具を後世へと引継ぐ『物質の循環』
そしてもうひとつ
道具を通して自分と自然が連動する『自然との共生』。
そんな家具達の役割が最大限発揮できるよう舞台を準備してあげるのが、
我々ハイクの仕事であり、社会的役割です。